不妊治療をしていこうと決めてから、夫の精子の質を上げるために色々なことを試してきました。
下半身を締め付けるブリーフが良くないと知ればトランクスに替え、糖分や脂肪分の取りすぎが精子に悪影響と知れば大好きなチョコレートや揚げ物の摂取を控え、野菜中心の食生活に替えていきました。
クリニックで購入を勧められたスッポンと亜鉛のサプリメントも毎日欠かさず飲んでいました。
それ以外ではマカサプリメント、高麗人参茶もよく飲んでいました。
出来ることはほとんど何でもやってみたのですが、検査結果にうまく反映していたかというと、残念ながらそうとも言えないんですね(^^;)
ストレスは精子の質を悪くする
夫の場合、勤務地までの距離があり、長時間同じ体勢で車の運転をせざるを得ない状況でした。
調べたところ、車の運転を仕事としている男性には男性不妊の人が多いという統計があるようです。
それに毎朝起きる時間は同じだったのですが、就寝時間は日によってまちまちという不規則な生活を送っていました。
さらにはストレスフルな職場で、1年後も職があるかどうか分からないという非正規雇用ならではの不安に常にさいなまれていました。
これではいくら精子のためにとサプリメントや野菜を多く取り入れても、ザルで水をすくうようなものです。
一つ一つ改善していければ良かったのですが、どれもこれも簡単に変えられるものではありませんでした。
今だから分かることですが、私の夫に対する姿勢もあまり良いものではなかったと思います。
抗酸化作用のあるビタミンEを沢山取ってほしくて週2回シシャモ料理を出したり、冷たい飲み物を飲んでいる姿を見つけては「血行悪くなる❕」と目くじらを立てたり…。
夫の生活習慣を全て良いほうに変えたいという一心だったのですが、やかましくて窮屈で、夫にとっては私自身もストレスの一因だったのではないでしょうか。
30代も半ばにさしかかった今、あの頃からたいして成長はしていませんが、少しは人の話を聞いて自分自身に置き換えて考えることが出来るようになってきました。
なぜああも、
「私ばかり頑張っている」
「努力しているのは私だけ」
「私がなんとかしなくちゃ」
と自分本意なことしか考えられなかったのだろうと恥ずかしくなってきます。
夫には夫の役目があって、生活費を稼ぐために、治療費を稼ぐために、峠を越え長いトンネルをいくつも通り抜け、遠い町にある勤務地で頑張っていたのです。
唯一リラックス出来る場所の自分の家で大好きな冷たいお茶を飲みながら、夜遅くまでテレビを見てゲラゲラ笑っていてもいいじゃないか。
「またシシャモ?やめて」と意見するくらい許してやってもいいじゃないか。
なぜそうも頑なで融通がきかないんだ❗
とまだ若く幼稚だった当時の自分を心の中で戒めてみますが、なんだかむなしいですね(笑)。
お互いを思いやる気持ちを持ってみる
子作りをお互い窮屈になるだけの修行のようにしてしまうのは悲しいです。
夫婦が共に手を取り合い互いを尊重し、「子供は愛の結晶」であることを意識しながら生活していくようにすれば、自ずと結果はついてくるのではないでしょうか。
サプリメントも良質のものを取り入れようとすれば、それだけ出費もかさみます。
ストレスざんまいなところにいくら良いと言われているものを取り入れても、あまり意味はありません。
正直無駄になるだけです。
お互いピリピリしているなと感じたら、そこで立ち止まってこれからのビジョンを改めて話し合うというのも良い方法だと思います。
以心伝心という言葉はとても素敵ですが、そこに到達するにはより多くの時間を必要とするでしょう。
夫婦にとって大切なのは1にも2にも「コミュニケーション」だと思います。



