不妊治療中、そして妊娠全期間にわたってカンジダ腟炎に悩まされた苦い記憶が、今では懐かしい思い出となり、記事を書くにあたってはだいぶ先輩風を吹かせたつもりで改善策などを提案してきました。
しかしここ1、2ヶ月、何だか外陰部がかゆくてかゆくて仕方がないのです。
不規則な生活の弊害
けれど、カンジダのような強烈なかゆみではなく、あのしつこいおりものもありません。
最近不規則な生活が続いていたので、まさかまさかのカンジダ再発かと、ブルーな気持ちになっていたのですが、今回のかゆみはちょっと違うようです。
古い記憶をたどっていったら、以前も同じようなかゆみがあったことを思い出しました。
学生時代、就職活動が思うように行かず自律神経のバランスを崩していたときのことです。
その時は外陰部だけではなく、肛門付近にも堪えられないほどのかゆみをきたし、夜も眠れないほどでした。
とはいえ、おりものの増加や痛みはなく、就職が決まって精神的なプレッシャーがなくなると、いつの間にか治っていました。
その時に調べた限りでは、この症状は心因性の掻痒症もしくはホルモンバランスの乱れが引き起こした掻痒症のようです。
今回の場合は、不規則な生活プラス生理用ナプキン、おりものシートの多用が原因のかぶれなのではないかと思います。
外陰掻痒症とは
外陰部にかゆみをきたす症状全般を外陰掻痒症と言います。
カンジダ腟炎、外陰炎、毛のう炎、外陰脂肪腫などがそうです。カンジダ腟炎については過去記事でも触れているので、ぜひ一読ください。
外陰炎…細菌、ウイルス、カビの感染、おりもの、薬物などの影響で激しいかゆみとただれを生じる。
毛のう炎…痛みを伴うニキビのようなものが 出来る。中には膿がつまっていたりする場合がある。
外陰脂肪腫…良性の腫瘍。痛みはない。
病院で診てもらったわけではないので確かなことは言えませんが、おそらく私の症状は外陰炎でしょう。
生理がいつもより長引き、少量の出血が続いていたために、なかなかナプキンをはずすことが出来ませんでした(ちょっと引いてきたかなと思っておりものシートに代えたとたん、ドバッと出てきたり…)。
加えて夫の転勤のため、他県へ物件探しに出向いたりということもあったので、車内で3時間近く交換することが出来ず、かなりムレムレでした。
ちょっとかゆいな…と思っていたら一瞬で堪えられないほどになり、いけないと思いつつもかかずにはいられなくなってしまいました。
結果は散々です。
かきこわしてしまったみたいで、お風呂でセッケン泡が触れるとジンジン痛くて仕方がありません。
カンジダ以来のナーバス到来です。
炎症を抑える軟膏
病院に行きたい気持ちは山々なのですが、かかりつけ婦人科は3時間待ちが当たり前のところなので、幼子二人連れでの受診は、考えただけでも具合が悪くなってしまいます。
しばらく市販の消炎作用のある軟膏をぬって、様子を見ることにしました(CMで有名なフェミ○ーナ軟膏です)。
早く治ってほしいので結構大量にぬりたくっているのですが、そうすると下着が汚れてしまいます。
結局おりものシートを使う羽目になってしまうんですよね。
そんな状態でこたつに潜り込んでいるので、外陰のぬめりが軟膏のせいなのかムレのせいなのか分からず、一日中不安を抱えているような状態です(-_-;)。
おりものシートの呪縛
あのひどいカンジダに悩まされていた時も、今回の炎症が始まった時も、私はおりものシートを手放せませんでした。
おりものが無いときでさえ、律儀に貼り付けていました。
これさえ付けていれば下着が汚れずに済む。簡単に交換出来るし香り付きもあるし、すごく便利❗と、半分洗脳されているような状況でした。
付け忘れて外出した日などは最悪です。不安で不安でいてもたってもいられなくなるのです。
今回、外陰炎らしきものを発症して色々調べ始めるまで、そんな自分がおかしいとは少しも思いませんでした。
でも今改めて考えてみると、おりものシートやナプキンは決してナチュラルなものではありませんよね。コットンを使っていたとしても、吸収ポリマーは化学物質そのものです。
そういうものを年がら年中肌にくっ付けていたんだなーと思ったら、ちょっと鳥肌がたってきました。
そりゃあ肛門辺りまでかゆみ広がるわけです。
それでもやっぱり下着を汚すのだけは避けたい。これが本音です。
そこで見付けたのが布製おりものシート。
かゆい状態は自然じゃない
さっそく試してみました。
布製にして良かったと思うのは、なんと言ってもメンタル面。
おりものシートの呪縛から解放されても、軟膏のベタベタから下着を守るために渋々おりものシートを着けていました。
ああ…化学物質。
ああ…蒸れる。
ああ…かゆい。
そんな事を一日中考えて生活しているのです。こんな状態が普通だとはとても言えませんよね。
その点、布製おりものシートは通気性があるし、布なのでほぼパンツの延長みたいなものですし、ストックを3、4枚持っていれば汚れたら交換し、洗濯して何度でも繰り返し使えます。
おりものシートをやめたからといって下着だけにすると、その都度下着を脱いで新しい下着に交換というのはかなり手間だし、煩わしいです。外出先だったりするとなおのこと…ですよね。
その点布製は装着も簡単だし、バッグに入れておいてもかさばらないのでとても便利です。
軟膏のおかげか布製おりものシートのおかげか、今ではだいぶかゆみが治まってきました。
おりものシートの呪縛から抜け出せず、更にこの瞬間、激しいかゆみと戦っている人がいるのだとしたら、私は、
「思いきって布製、試してみたら?」
と提案してみるのですが、いかがでしょう?



