精液検査では濃度や精子の数、運動率、奇形率などを知ることが出来ます。
それによって男性因子の不妊症であることが分かった場合、投薬治療や生活習慣の見直しによって改善を試みますが、なかなか思うようにいかないのが現実です(T_T)
我が家の場合は、背後に前立腺炎がありました。
詳しくは男性不妊検査と前立腺炎という記事の中で触れているのでぜひ読んでみてくださいね(^^)
着床を阻む様々な障害
処方された薬を飲んだり、クリニックで勧められたサプリメントを飲んだりと、夫は毎日真面目に取り組んでいましたが、なかなか良い結果にはつながりませんでした。
人工受精2回目が残念な結果に終わってしまったとき、私たちはステップアップを考えました。
そして思いきってドクターに心のうちを伝えたのです。
「体外受精を考えているんですが…」
このクリニックでは、5回目くらいの人工受精でbabyを授かっている患者さんが多いということだったので、きっと、あと3回は頑張ってみて!!とか言われるんじゃないかなとかなり身構えていました。
けれど、精液検査の結果を見て、ドクターは体外受精に進むことをOKしてくれました。
ここで少し、男性不妊の原因といわれていることについてまとめてみたいと思います。
【造精機能障害】
精子を作る能力に問題があり、数が少なかったり(乏精子症)、運動性が弱かったり(精子無力症)、形態異常(奇形精子症)があったり、あるいは精液中に精子がまったく存在しなかったりする(無精子症) 。
原因と言われているものには、
- ホルモンバランスの乱れ
- 流行性耳下腺炎(おたふく風邪)に起因する精巣炎
- 精索静脈瘤
などがあります。
【精機能障害】
心因、あるいは肉体的要因によって性行為、射精が不能なため、妊娠に至らない。勃起不全(ED)、早漏、遅漏、逆行性射精などがある。
【精路通過障害】
精子を運ぶ経路に炎症があったり、狭さくしていることが原因で精液中の精子量が減少したり、まったく混じらなかったりする。
また、女性の不妊原因でも言われているように、男性の場合も、末梢の血行不全は精子の数や運動率、精液量にいい影響を与えません。
精子を作る場所である睾丸からは、精管という精子の通り道の管が伸びています。
ここに締め付けがあると血行障害が起き、精子の生産に悪影響を及ぼします。
さらには、睾丸が高温になることも精子の生産には良くありません。
そうなると、タイトなブリーフやジーンズの着用、こたつ、長時間運転は意識して避けるようにしなければなりませんね!
我が家では前立腺炎に加え、勤務地が遠距離であるための長時間運転が着床を妨げる一因だったように思います。
大事なのは、精子の通り道であるそけい部、陰のうの付け根の締め付けをやめることです。
肥満は要注意
女性にも言えることですが、男性の場合も太りすぎは良くありません。
血中コレステロール値が高かったり、中性脂肪が多かったりすることで血行不全が起き、精子の生産率が低下してしまいます。
あまりに深刻な状況にまで行ってしまうと、精子自体作らなくなってしまうこともあるようです(゜Д゜)
肥満傾向の旦那様は食生活の改善、運動、規則正しい生活を心がけ、少しずつでも健康的な体型を目指していきたいですね!
そうは言っても現代はストレス社会。酒、タバコ、甘いもの、脂っこい食べ物に癒しを求めてついつい食べ過ぎてしまう、というのは良くあることです。
食欲に抗うこと自体がストレスになったりということもありますしね。
胃腸虚弱の私が言ってもあまり説得力はありませんが、食事の前にグラノーラを牛乳でかっ込むと、結構内臓がふくれます。
グラノーラ自体は栄養のバランスが良いものですし、穀物やドライフルーツが主なので、必然的に咀嚼回数が多くなります。
それによって食事量を抑えられるのであれば、特にストレスを感じることもなく体重を落とすことが出来るのではないでしょうか??
とは言え、これはもしかすると私だけに限ったことかもしれません。
1つの提案として受け止めて下さいね(^^)
精液検査の正常値
前述したように、精液検査では精子の数や量、運動率、奇形率などを知ることが出来ます。
WHO(世界保健機構)が2010年に発表した正常値によると、
精液量 1,5ml以上
精子数 3900万以上
濃度 1500万/ml以上
奇形率 96%未満
運動率 40%以上
だそうです。
我が家はタイミング、人工受精、体外受精とステップアップしていきましたが、精子の質はその時々によって違います。
今改めて考えると、人工受精を2回しかやらずにステップアップしたのは、早計すぎたかなとも思ったりします。
実際、採卵後にOHSSを発症して入院したりと、体への負担は人工受精に比べると大きいです。
日々の生活習慣に気を配り、ストレスにならない程度に体質改善してゆく…。
そういうことを出来る限りやって、それでもだめな場合はステップアップを考える、という風にした方が、女性側の負担を考えたら、大切なことなのかもしれません。



