今日はOHSSのお話です。
後半記事となりますので、前記事を読んでからだと話がスムーズです(^^)
⇒採卵前にすること
ではいきましょー。
OHSSなのに胚移植
排卵誘発剤の影響でOHSSを発症すると、通常は拇趾頭大(ぼしとうだい)の卵巣が5~6㎝以上に腫れ上がるそうです。
私の場合、6~7㎝の腫れが5日ほど続き、元の大きさに戻ったのは発症後8日目のことです。
私を診察したドクターが、今回の胚移植は見送る決定を下しました。
お腹も重苦しいし腰も痛いし、仕方がないか…とちょっとがっかりしていたのですが、その矢先、なぜか院長が入院という条件で胚移植をすると言い放ちました。
若いドクターは「え?」と若干不服そうにしていましたが、特に意見することはありませんでした。
こういう時、専門家の決定に従うことしか出来ない患者の心境は複雑です。
1日に沢山の患者を診察していて、一人一人の心情になんか寄り添う余裕などないのかもしれませんが、そういうやりとりは出来ることならカーテンの裏でやってほしいものです。
受精卵を戻せないと知ったときは残念な気持ちでいっぱいだったけれど、それがベストだと思えばこそあきらめもついたのです。
それが今度は一瞬で覆されてしまう…。
まさしく混乱、そしてつかみ所のない不安、お手上げ状態、まな板の上の鯉ってやつですね。
結局のところ、従う以外に道はないのです。
入院を条件に移植に踏み切った結果…
採卵から3日後、7分割の受精卵を2つ移植する運びとなりました。
胚培養士から受精卵のグレードや料金に関しての説明を受けている間も、腹、腰は鈍痛に見舞われており、なんだかずっとナーバスだったことを覚えています。
それでも「今回戻す受精卵です」と手渡された2つの卵の写真が、幾分私の気持ちを上向きにさせてくれました。
胚移植は5分ほどであっという間に終わりました。
そしてそのまま入院。
受精卵の着床を助けるための黄体補充注射と座薬が、この日から14日間続けられました。
入院自体は2泊3日でしたが、腹水は消えず下腹部はパンパンでした。
移植から11日目、気になって仕方がなく、自分で検査キットを買って妊検をしてみました。
結果…。
陰性。
一瞬、「移植、やってみようか」
とはつらつとした声で言った院長の顔が脳裏を過りました。
そして、「え?」というあの若いドクターの腑に落ちない表情も。
とはいえ、病院での正式な妊娠判定日まであと4日。
私と夫は気持ちを切り替えることにしました。
ゲーセンでコイン落としゲームをやったり、babyが出来ていると信じて赤ちゃん用品店でベビー服やベビーベッドを見てまわったり…。
でも、残念ながら結果は覆りませんでした(T_T)
失敗から何かを学びとらなければ前には進めない
しばらくは夫婦で院長への恨み節が続きましたが、どこかで気持ちを切り替えないと心が折れてしまい、どうしようもなくなってしまいそうでした。
まだ私たちには受精卵が残っている。
そのうちの2つは桑実胚にまで育ってくれた。
まだまだ望みはあるんだ。
私たち夫婦がbabyの来訪を切望しているように、babyも私たちに会う瞬間を心待ちにしてくれているかもしれない。
そう思えば少しは気持ちも楽になれました。
このときのOHSS下での移植の失敗が、次女の時の移植の際、私たちを慎重にさせてくれました。
辛く、時に過酷にさえ思える経験であっても、そこから何かを学び取ろうとすれば、それはどこかで人生の糧となってくれるのかもしれません。

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