二人目不妊治療の採卵日、私と夫は娘を保育園に預け、朝8時20分にクリニック入りをしました。
麻酔下での採卵なので、前日21時からは絶食。
当日6時以降は水分の摂取も禁止です。
これが結構辛かったりします(-_-;)
それでも我慢我慢。
私は手術衣にお着替え、夫は採精室に。
何度やっても採卵手術は怖いもの
仕事の都合上丸々休みが取れなかったので、採精が終わると、夫はすぐに行ってしまいました。
寂しさと久々の採卵手術の不安とで、気持ちがなかなか上向きになれませんでした。
ストレス耐性が低く小心者なので、暇さえあればネガティブなことばかり考えて時間を無駄にしているのです。
それに引き換え、2歳の娘は頼もしい限りです。
大勢の見知らぬ園児たちに囲まれ、人見知りをするわけでもなく、「行きたくない」と駄々をこねるわけでもなく、それが自分の努めだとでも言うかのように、やや緊張気味に私と別れて先生と保育室に消えていきました。
「あの子も慣れない環境で頑張っているんだから」
と私は自分に言い聞かせ、余計なことはあまり考えないように努め、手術に挑みました。
点滴、心電図、血圧計をつけ、全身麻酔にて採卵手術は行われました。
針の刺さる痛みなのか、針を抜き取る際の痛みなのかは定かではありませんが、麻酔下にあってもその痛みが分かるほどでした。
しかし、1人目の時の別クリニックで経験したような術後の激痛はなく、鈍痛程度で済んだのはありがたかったです(^^)
1人目の時の痛みは、それこそ悶えるほどの激痛でした。
他にも採卵を終えた患者さんが2名ほど隣のベッドで休んでいましたが、看護師さんの、
「痛みはどうですか?」
の問いかけに対し、そのうちの1人が
「生理痛の酷いときのような痛みです」
と答えていたのがとても強く印象に残っています。
「そうそう、それ!」
と私も心の中で何度もうなずいていました。
またあの辛い痛みに耐えなくちゃなんないのか…とナーバスになっていた私でしたが、じんわり痛む程度で済んだので、採卵後ベッドで休んでいる時は、のんきにクリニック側で用意してくれた雑誌を読む余裕もありました。
採卵用の器具の問題なのか、ドクターの技量によるものなのかは分かりませんが、痛みは、ないに越したことはありませんね(^^)
ホルモン注射はとても痛い
その後、診察室でドクターから採卵出来た個数などについての説明がありました。
採卵出来たのは12個。
うち7つは成熟していましたが、5つは未成熟とのことでした。
しかし夫の精子が培精可能な状態だったということで、その5つも培精していくとのことでした。
OHSSの兆候があるため、明日の診察の結果によっては、今回は見送って次の周期に移植ということにもなるかもしれないとのこと。
1人目の時にもOHSSを発症し、しかもその状態で受精卵を戻し、結局失敗に終ったという苦い経験があります。
見送ることになっても仕方がないと素直に納得することが出来ました。
この日から黄体ホルモン注射が開始されました。
ドロッとした注射液のため、激痛なんですよね…。
このクリニックではお尻への注射だったので(1人目クリニックは腕)、片足が痛くてずっとしびれていました(T_T)
イソフラボン粉末の飲みごこち
黄体ホルモン注射の補助として、このクリニックではイソフラボン粉末を取り入れていました。
3,000円もするので最初に購入を勧められた時はちょっと尻込みしてしまいましたね(^^;)
看護師さんに、
「薬局で購入して、移植日まで飲み続けて下さい。もしOHSSで見送りになった場合は飲むのを中止し、次の移植からまた飲み始めて下さい。妊娠判定検査で陰性にならない限りは飲み続けて下さいね。もし陰性であった場合はそこで中断してください…」
と一通り説明を受け、
「女性ホルモンと同じような働きをするため、受精率が上がったというデータもあるんですよ」
と言われても、なんだかなあ~本当かな?という感情しかわいてきませんでした。
3日分の抗生剤とこのイソフラボン粉末を薬局で購入し、この日はタクシーで保育園まで娘を迎えに行きました。
全身麻酔での採卵だったので、たとえ麻酔が抜けていても運転をしてしまうと飲酒運転をしていることと同じになってしまうらしいです。
さっそく夜からイソフラボン粉末を飲み始めてみました。パッケージには
1日小さじ一杯程度をお茶や牛乳で溶かして飲んで下さい
と書かれていましたが、クリニックでは1回小さじ4杯で飲むようにと言われました。
その通りにして牛乳で溶いて飲んでみましたが、ほとんどは溶けずにマグカップの底にドロッとしたまま残っていました。
飲みごこちはまあまあ良く、これなら続けられる!と思いましたが、溶け残りがもったいなくて牛乳を継ぎ足しながら全部飲むようにしていたら、胃が膨れて胃部不快感に悩まされそうな気配。
なので、自己判断で小さじ2杯にしました(^^;)
この粉末は普通のきな粉とは違い、栄養価の高い大豆の胚芽の部分のみを使っています。
一粒から取れる胚芽の量を考えたら、このお値段も仕方がないかな…と納得はしましたが、治療費を捻出するだけでも大変な時期だったので、やはり痛い出費でしたね。
しかし35歳になった今、ホルモンバランスがちょっと乱れぎみなので、またあの粉末飲んでみようかな。
と思ったりなんかしています(^^)
6つの受精卵が胚盤胞までいった
翌日、顕微授精の結果を聞きに行きました。
成熟していた7つの卵が受精を確認。
他の未成熟は駄目だったとのこと。
受精卵が7つも出来たということには嬉しさとホッとした気持ちがありましたが、まだ気がかりが残っています。
そうです。
OHSSの兆候があるので、内診で腫れが認められれば今回は見送りにになってしまうのです(゜Д゜)
ドキドキしながら内診台に上りました。
結果…
7㎝の腫れがあり、低から中程度のOHSSとの診断を下されました。
念のため、この日の2日後にもう一度内診をしてみましたが、やはり駄目でした(T_T)
移植は見送ることになり、水分摂取を心がけること、無理な動きの禁止を言い渡されました。
卵巣がねじれたり破裂したりすることがあり、大変危険なのだそうです。
さらに2日後、腫れが引いたかどうかの確認をしに行きました。
かなり安静にしていたので、OHSSの症状は案外早く引いてくれました(^^)
7つあった受精卵は6つが胚盤胞に!!
6つも出来るということはなかなかなく、良い出来だそうです。
この6つの受精卵は全部凍結保存することになりました。
保存代は31,500円。
抗生剤によるカンジダ腟炎の再発
胚盤胞に達した受精卵が6つも出来たのは嬉しかったのですが、1つ不快な症状に悩まされていました。
おりものが多く、激しいかゆみと灼熱感があって耐えられないほどでした。
実は抗生剤を処方された時から危惧していたのです。
これを飲んだらまたあの憎きカンジダ腟炎がよみがえるのではないかと。
案の定でした(T_T)
引っ越しや新しい環境でのストレスが原因だと思うのですが、二人目不妊治療を再開する以前にカンジダ腟炎を発症し、初期治療をおろそかにしたせいでダラダラと慢性化してしまっていました。
治療を始める少し前に症状が収まったのでようやく完治したかな?と思っていたのですが、3日分の抗生剤の服薬であっという間に再発してしまいました。
これにはがっかりするのと同時にちょっとした絶望感もありました。
おそらく経験した者でなければ分からない苦しみですね(-_-;)
膣洗浄、オキナゾール膣錠、オキナゾールクリームを処方されましたが、どうせ治りやしない。
またずっとこの不快症状と付き合っていかなければならないんだと暗い気持ちを引きずりながらも、心は次の移植へと向けられていました。
なんとしても次回までにこのカンジダを完治させねば。もし治らず、移植を再び見送ることにでもなったら貴重な時間が無駄になってしまう。
この日から私とカンジダ腟炎との戦いが始まりました。



[…] →繰り返されるOHSSとカンジダ腟炎 […]